6年住んでいた賃貸マンション

昔、6年間住んでいた賃貸マンション。
よく友人が遊びに来ていた。

みんなで酔って騒いでいた夜、1人の友人がトイレに行こうと部屋のドアを開けたら「わー!」と驚いてた。
何を見たのか無理やり聞き出したら、「Yシャツ着て風船みたいに膨れ上がったおじさんの背中があった」と。
すると、1人の霊感のある友達が、
「多分、霊の通り道になってるだけだから平気。悪戯はしない霊」
となw平気じゃないし。
まぁ、よくラップ音とかしてたけど、「あー老朽化してるからね」としか思わなかったし、
「うるさいっ!」と怒鳴ると静まってたから、気にしないようにしてた。
金縛りも度々あり、『わー、なんまいだー』と心の中で呟いてたら消えて、気がつくと朝だったり。

引っ越しした後に友達に聞いたら、
「実はあの部屋…台所の隅の方に何かいる。言うと気にすると思ったし、あなた見えてないようだし言わなかった」
と告白された。
退去すると大家に申し出した時に、
「家賃を1万少なくするから更新しない?お願い」と言われた意味がわかったよ・・
(ちなみにその前の更新料は無料に、その前の更新時は家賃を1万下げてくれた)
訳あり物件だったんでつねw

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心理的瑕疵物件

いわゆる事故物件なんだけど、自殺や事故死などがあった心理的瑕疵物件と呼ばれる部屋での恐怖体験談。

俺は、22歳から28歳まで、心理的瑕疵物件に連続3軒×2年=6年住んだよ。

理由は、俺がある資格を取るため、働きながら勉強するため、親戚がやっている不動産会社に就職することになったから。

一応、寮という名目で水道光熱費は自分もちで家賃は会社もち。

 

ちなみに、心理的瑕疵物件というのは、その部屋で自殺や事故死などがあって価値が下がった物件という不動産用語。

事故が起きてから、他の人間が1年以上住んだと証明できれば、心理的瑕疵物件として借家人に報告義務はなくなる…ってうろ覚えだが。

豊島区にある集合住宅の心理的瑕疵物件

1軒目は、豊島区の集合住宅。

3ヶ月前に、独身中年サラリーマンが自殺したという物件だった。

ここで起きた異常は、主に電気関係。

  1. テレビやラジオに雑音が入る
  2. 夜中1:00~3:00にかけて、電圧の変動が激しい
  3. 突然、電気製品のスイッチが入ったり切れたりする

3ヶ月住んで報告書を書き上げ、建物全体と部屋の電気関係をチェックしたが全て正常。

役所に報告して、違法電波取締車両まで出動してもらったが原因不明。

結局、社長と懇意にしている御祓いさんに来てもらって解決。

その後、1年半は平和に暮らした。

埼玉県M市にある古い分譲団地の心理的瑕疵物件

2軒目は、埼玉県M市の古い分譲マンションというか分譲団地。

半年前に、老人が孤独死したという物件だった。

ここで起きた異常は、主に水廻り。

  1. 深夜、突然シャワーが出る。
  2. 台所・洗面所の水がどんなに蛇口をきつく閉めてもポタポタ流れる。
  3. 玄関に原因不明の水溜まりができる
  4. ベランダに原因不明の水溜りができる

それ以外に、寝ていると布団の上に重さを感じたり、苦しそうな息がフゥゥゥフゥゥゥゥと聞こえたり。

これは、御祓いさんに2回来てもらっておさまった。

埼玉県S市にある小さな一戸建ての心理的瑕疵物件

3軒目は、埼玉県S市の小さな一戸建て。

10ヶ月前に、老人が孤独死したという物件。

ここは最悪だった。

電気とか水廻りの問題ではなく、とにかく出る。

朝から晩まで一日中出まくる。

朝、顔を洗って髭を剃っていると、鏡の中に老人の顔が映っている。

昼間、家にいて勉強していると、家のそこらじゅうに人が歩き回る音がする。

寝ていると、枕元でじーっと老人が覗き込む。

御祓いさんに4回来てもらって、なんとかおさまった。

 

まぁ。こんな感じでしたよ。

心理的瑕疵物件は相場よりも家賃が安い

心理的瑕疵物件(しんりてきかしぶっけん)でも気にしないという方であれば、かなり家賃を安く抑えて住むことが出来る上、礼金敷金ゼロという条件が多いようだ。

ただ、何があったのかは不動産屋さんに問い合わせる必要があり、はじめに聞いたことによって先入観が植え付けられてしまうので、強靭な精神力という名の図太さを持ちあわせていないと厳しいと思われる。

以下の条件で11.9万円という破格である。本来なら、20万円弱くらいだろう。

JR中央線 中野駅 徒歩8分
建物構造:RC(鉄筋コンクリート)
所在階 / 階数:1階 / 6階建
間取り:2LDK
専有面積:50.73m²
設備・サービス:オートロック、防犯カメラ、TVモニタ付インターホン、宅配ボックス、エアコン、床暖房、公営水道、都市ガス、下水、フローリング、エレベーター、光ファイバー、インターネット利用料無料、駐輪場あり、バス・トイレ別、ペット相談可

家賃2万のアパート

高校生の時、親元を離れ家賃2万の風呂無しアパートを借りて住んでいた。
その部屋には何故か黒いソファーが備え付けてあった。
6畳の部屋には似合わない本皮のどっしりとした大きなソファーで、大家のおじいさんが言うには前の前の前くらいの住人が「いらないので」と置いていったとのこと。
住人が引っ越す度に「持って行けよ」と言うのだが「いや、いらないです」と断られるらしい。
それを聞いた自分は「うわあ!オカルト話でよくあるやつ!」なんて思ったが、貧乏でテーブルしか持っていなかったので、ありがたくベッド代わりに使わせてもらうことにした。
ソファーは左側の壁にピタリと寄せて置いてあり、動かそうにも一人ではビクともしなかった。
住み始めて数日経った夜、ソファーで寝ていると突然背中に痛みを感じた。
チクチクと爪楊枝で刺されてるような嫌な痛み。
何か虫?と思いながら体を起こし電気をつけてソファーやTシャツを確認してみたが何も見当たらず、そのうち痛みもなくなった。
その日から不思議なことが起こるようになった。
背中のチクチクに加え、金縛り、うめき声、モヤモヤとした黒い影が部屋に入ってくる、誰かが背中に顔をベタリと付けてくる、包丁で刺される夢を見る・・・。
全てソファーで寝ている時に起こる。
「やっぱりこのソファー・・・」と思い、引越しを考えたがそんな金があるわけもなく、
仕方なくソファーにシーツをかけ、なるべくソファーに近づかないように生活をしていた。

ある朝、便所に行こうと廊下へ出ると大家さんと大家さんの孫と出くわした。
「あ、おはようございます。あれ?どうしたんですか?」
「いやあ、隣のAさんから急に電話着て、もうアパートに戻らないから片付けてくれだってよ」
自分はそれを聞いて思わずガッツポーズをしそうになった。
何故ならこの隣のAさん、かなりアレな人だったからだ。
40歳~50歳くらいの太った眼鏡のおばさんで、もう10年以上住んでいるらしいんだけど、挨拶も無し、少し物音をたてただけで壁をドン!、ドアに「うるさい!」「掃除!」と書かれた張り紙をしてくるなど酷かった。
一番鮮明に覚えているのが、廊下でAさんが突然ひっくり返った。偶然近くにいた自分が「大丈夫ですか?!」と駆け寄り、手を差し伸べるとバチーンとすごい勢いで弾かれた。
「なんだコイツ」と思いながらも見守っていると、近くにコンビニの袋が落ちているのに気付いた。何の気なしに拾ってみるとエロ漫画とコンドームが入っていた。
それをまた凄い勢いでAさんは奪い取るとドシドシと部屋に戻っていった。
そんな人だったので「引っ越してくれてありがとう!」と心から感謝していた。
鼻歌交りに部屋に戻りダラダラしていると、隣が何やら騒がしい。何かあったのかな?

なんて思っていると、「B君(俺)!ちょっと来て!」と大家さんの孫が呼ぶ声が聞こえた。
「どうしたんですか?」と隣の部屋に行くと、大家さんの孫が血相を変えてどこかを指差している。
パッと指差した方を見てめちゃくちゃビックリした。
壁に釘が何十本もぶっ刺してあった。
呆然と見ていると大家さんが「よく見てみろ。色々書いてある」と言うので近寄って見てみると、釘のぶっ刺してあるところを中心に壁にバーっと細かい字と汚い絵が沢山書いてあった。絵は小学生が描いたような女と男の裸の絵で、上から爪か何かで引っ掻いた跡があった。
細かい字の方はもう「死」とか「呪」とか「殺」とか・・・いかにもな字が並んでいた。
「○○死ね」というが沢山あって、もちろん俺の名前もあったのだが大家さんが言うには「B君の前の住人たちの名前があるな」と言っていた。
それを見て何となく気付いた。この壁の向こうって丁度ソファーがあるあたりだ。
あの現象ってソファーが原因だったんじゃなくて、これが原因だったんじゃないかって。
恐らく前の住人たちはこの事実を知らずに、ソファーに原因があると思って置いていったんだろうなあと思うと何とも言えない気持ちになった。
Aさんが何でアパート出て行ってから、しばらくぶりにソファーで寝てみたが何も起こらなかった。
やっぱりあれが原因だったのかと確信した。
ちなみに大学を出るまで住んで、出るときに大家さんに「ソファー持ってくか?」と聞かれたけど「いや、いらないです」って断った。でかいんだもん。

告知物件に住んだ事がある

もう一つ、今度は俺自身の体験談いいかな。

20年ぐらい前、激安の『告知物件(※嫌悪すべき歴史的事実の告知義務がある物件)』に住んだことがあんの。
一人暮らしのお婆さんが孤独死したアパートなんだけど。
平和な老衰だし、90歳過ぎの大往生で「化けて出ることもねえだろう」って不動産屋と笑ってたんだけど。
ギブアップして、2か月で部屋を出た。
ウジと湿気が異様に凄いんだ。
床に置いた皮のバックや雑誌にはすぐ青カビ。
食べ物が腐るのも早くて、クジラのジャーキーなんか3日でウジだらけになる。

不動産屋に鍵を返しに行ったら、親父のヤツ「やっぱ、人間を食ったウジは威勢がいいのかね」って笑いやがった。
聞いたら、お婆さんの遺体が発見されたのは死後1カ月後。
周囲が死臭に気づく時期って、人間の『腐りの盛り』なんだってね。
畳替えの時には、布団を敷いてた下部分の床にまで油染みべったりだったって言ってた。
俺、ちょうどそのあたりにテーブルを置いて飲み食いしてたから、なんかゾッとした。

つなぎで住んだ物件

3年前くらいに自分で体験した話です

当時住んでたマンションの契約が3月末に切れるのを契機に家賃払うのならば買ったほうがいいかな~と思い、物件回りしてた。
中古・新築含めて10件程度見てやっと気にいった物件を見つけたが出来あがるのが9月末。
半年どうするか。。。

高い買い物だし、気にいった物件なんてなかなか見つからないから、勿体ないが住んでいたとこを更新して半年で引っ越すつもりだったのね。

そんな話をマンション買う不動産屋さんに話したら相談に乗れるかも、と。
そこは新築専門だったが新しいのを買うということは中古も出るわけで、付き合いのある中古メインの不動産屋さんに頼んで半年間住む格安物件を探してくれることになった。

ほどなく不動産屋さんから連絡あり。
1DKで駅から徒歩18分、年内に取り壊しが決まっていて退去も進んでいるマンションで良ければ敷金・礼金無し、家賃1万円で如何でしょう?
即決でそこに決めた、そのときに住んでいるマンションの家賃が11万だったから、月に10万浮くのはマンション購入前にすごい助かった。

3月末にはそこに引っ越し。1階に横並びに7戸あって4F建て。
エレベータは無く両脇2か所に階段がある、そこの3Fの真ん中の部屋。
壊す建物だから外観はお世辞にも綺麗じゃないし、中身もクリーニングとかしてないからくたびれた感じはするが、家賃1万円で半年限定であれば十分とそのときは思ってました。

住み始めて思ったのが退去が始まっているんだから当たり前だけど住民が少ない。
夜遅くに帰ると電気付いてる家がポツリポツリ。日を追うごとに引越していくから
その明りが減っていく。昼はともかく夜は寂しい。

4月の中旬、呑んで夜中の1時過ぎに帰ったときの事。
階段を上って3Fの小さな踊り場に着くと人がいる。。。
ただでさえ人がいないのに夜中だったから正直びびってた。

で、そこにいたのは若い女性。
向こうも「きゃっ!」とビックリ。驚かせた事を謝り、住民である事を告げると向こうも同じ階に住んでいる人だった。
一緒に通路を歩きながら最近引っ越した事などを話しているとすぐにうちの部屋の前に。
「私、この奥なんで。おやすみなさい。」と挨拶してその日はお別れ。
よく見たら若くはないが結構、綺麗な人だったから彼女のいなかった自分はちょいテンションあがった。

週に2~3日は呑みに行って午前様だったがよくその女性と会った。
最初は会釈だけだったが向こうからよく話かけてきてくれたのと、こちらもお酒入ってたから軽く立ち話ていどは普通に出来るくらいの仲になっていた。
が、うちの玄関前で「おやすみなさい」と別れてそれ以上にはならず。
そんな状態で夏を迎えたときの事。

そのころに購入するマンションの入居者が集まっての説明会みたいなものが開かれた。
そこで不動産屋さんとも会って紹介頂いた件の御礼をしたのね。そしたらその不動産屋さんが

「それは良かったですよ~○○さん1人で1フロア貸切ですから静かでいいでしょ??」
「ん??いえいえ同じ階に住んでいる人いますよ??」
「あれっ?△さん(紹介してくれた不動産屋さんね)は誰も住んでないって言ってたんですが勘違いですかねぇ~」

普通ならそうですね~勘違いでしょうね で、自分も済ますんですが凄い引っかかったんです、腹の奥がざわざわもやもやした感じがして。

それで不動産屋さんに頼んで電話してもらって確認したんですね。
そしたら「やっぱり誰も住んでないそうですよ?」

電話を代わってもらいました。
「住んでるという女性と同じ階で会います、1度や2度じゃないし話もしている。不法に住んでいる人でしょうか?」
「。。。」
「変則的な借り方をしてますが客は客ですよね?何かあるなら教えてもらえませんか?」
「。。。電話じゃアレなんで今日はこの後にマンション戻られますか??」
「はい、この説明会終わったら戻るようにします」
「じゃあそのときにお話させてもらいます」

帰り道で色々考えました。不法入居者、幽霊、ストーカー 何者だ??
そこで気がついたんです。自分の部屋は真ん中、自分の部屋より奥の部屋を借りているなら自分とは違う、反対側の階段を使う方が近いんです、1回や2回なら分からないでもないが、わざわざ遠い方の階段使う必要ないでしょう。。。

夕方、不動産屋さんがウチに来ました。
「160センチくらいのスラっとした感じ、髪は肩くらいの長さで30ちょい過ぎの人ですよね?」
「はい。。。そんな感じの人でした。で、その人は誰なんですか?」

「かれこれ5年以上前にこの部屋の2つ隣に住んでいたカップルが男性の浮気が原因で女性の方が飛び降りて亡くなったんです。結婚も考えていたようでショックだったみたいですよ」

「それ以降、前にこの階に住んでた人や向かいのマンションの人たちが夜中にこの階に女の人が立っているのをよく見たそうです。最近は話を聞かなくなったんですが人が少なくなって寂しくて 出てきたのかも知れませんね」

「あまり気持ちの良い話ではないでしょうし、まだ部屋は余ってますから2Fの部屋のカギをお持ちしました。今日からそちらに住んで下さいよ、荷物運ぶの手伝いますから」

という不動産屋さんの申し出を感謝しつつ、部屋はそのまま住む事にした。
そんなに怖くもないし、あと2カ月もすれば引っ越しするんだから、とそのときは思ったんだが。。。

外に出るときなど思い出したときには手を合わせたり、コンビニ行ったときに小さなお菓子買ってお供え代わりに廊下に置いてたりしていた。

そんなある日、夜中にドアをガンッ!!と一回大きく叩く音が。
飛び起きて玄関に行くと女の人の声でやっと聞き取れるくらいの大きさで何かブツブツつぶやいている。

ドアからとにかく離れて声が聞こえないように毛布をかぶった。
そのまま寝れずに朝。明るくなってからドアを開けるがそこには誰もいなかった。

これは正直怖い、そんなとこの帰りたくはない。
着替えを持って2日間をカプセルホテルで過ごし、これからどうするか考えた。
ホテル暮らしや友人ところの泊まり歩いての2カ月は厳しい。

そんなときに霊感が強い呑み友達がいた事を思い出した。
ソイツは霊感のせいか写真に映るとやたら心霊写真になるため霊感が強い事を嫌がっており、今回も一度は断られたが高級焼肉奢る約束でうちに来てもらうことにした。

「あ~かなり嫌な空気漂わせてるね~この建物w」
「どうにか出来ないもんか?解決してくれたらさらに1回、御馳走するからよ」

「そりゃ無理。アタシは見えたり感じるだけでそこまで本職じゃないし」
「そこをどうにかして欲しいんだよ!!」

「アンタがその女に情けをかけたからでしょ。むやみに手を合わせたりお供えなんてするか 甘えてくるんだよ、自業自得だ。早くここから出た方がいい。」

「新居にまで付いてきたりしないか??」
「地縛霊だから大丈夫じゃない??それにそこまでアンタはモテる男じゃないしww」

仕方ないので最低限の荷物だけ持って実家に帰りました。
通勤片道2時間は辛かったが幽霊の訪問よりはマシだ。
その後、新居が完成したときに引っ越しのために1度帰りましたが何も無く、今日にいたるまで霊的なものは何も起きてません。

拙い文章でしたが以上でございます。